いちかわクリニック

いちかわクリニック

第1573回:院長ブログ:クレアチニンが高いと言われたら? ~腎臓の働きを知る大切な血液検査です~

BLOG

BLOG
ブログ

第1573回:院長ブログ:クレアチニンが高いと言われたら? ~腎臓の働きを知る大切な血液検査です~

この記事でわかること

✅ クレアチニンとは何か

✅ 高くなる原因

✅ eGFRとの違い

✅ 受診が必要なケース


クレアチニンとは?

クレアチニンは、筋肉を使うことで自然に作られる老廃物です。

通常は腎臓でろ過され、尿として体の外へ排出されます。

そのため、クレアチニンが高い場合は、腎臓の働きが低下している可能性があります。


クレアチニンが高くなる主な原因

代表的な原因は

腎臓の病気

  • 慢性腎臓病(CKD)
  • 糸球体腎炎
  • 腎硬化症

一時的に高くなることも

  • 脱水
  • 激しい運動
  • 一部の薬剤

また、筋肉量が多い方では、腎機能が正常でもクレアチニンがやや高めになることがあります。

【図1:クレアチニンが高くなる主な原因】


eGFRとの違い

クレアチニンは腎臓の状態を知るための重要な検査ですが、それだけでは十分ではありません。

eGFRは、クレアチニン・年齢・性別などをもとに計算される、腎臓のろ過能力の目安です。

そのため、健診ではクレアチニンとeGFRをセットで確認することが大切です。


健診でクレアチニン高値と言われたら

まずは再検査を行い、一時的な変化ではないかを確認します。

必要に応じて

  • 尿検査
  • eGFR
  • 尿たんぱく
  • 腹部超音波検査

などを行い、原因を調べます。

【図2:クレアチニンが高いと言われたら】


こんな方はご相談ください

  • 健診でクレアチニン高値を指摘された
  • eGFRも低い
  • 尿たんぱく陽性
  • むくみがある
  • 高血圧・糖尿病がある

まとめ

✅ クレアチニンは腎臓の働きを知る血液検査

✅ 一時的に高くなることもある

✅ eGFRと合わせて評価することが重要

✅ 異常を指摘されたら放置しない


当院からのメッセージ

腎臓の病気は初期には自覚症状がほとんどありません。

健診でクレアチニンやeGFRの異常を指摘された場合は、早めに確認することで腎機能の悪化を防げることがあります。


院長のワンポイントアドバイス

クレアチニンの数値だけで一喜一憂する必要はありません。

年齢、性別、筋肉量、eGFR、尿検査などを総合的に評価して判断することが大切です。


あわせて読みたい


次回予告

尿酸値が低いと言われたら?

**~高いだけでなく、低い場合にも注意が必要です~

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ

初診ネット受付はこちら