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第1576回:院長ブログ:カリウムが高いと言われたら? ~放置すると危険なこともある電解質異常です~

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第1576回:院長ブログ:カリウムが高いと言われたら? ~放置すると危険なこともある電解質異常です~

この記事でわかること

✅ カリウムとは何か

✅ カリウムが高くなる原因

✅ 再検査が必要な理由

✅ 受診の目安


カリウムとは?

カリウムは、筋肉や神経、心臓の働きを正常に保つために欠かせないミネラルです。

血液中の濃度は非常に狭い範囲で調節されており、高くなりすぎても低くなりすぎても体に影響が出ることがあります。


カリウムが高くなる主な原因

代表的な原因には

腎臓の働きの低下

  • 慢性腎臓病
  • 急性腎障害

薬の影響

  • 一部の降圧薬
  • カリウムを保持する利尿薬
  • その他の一部の薬剤

その他

  • 脱水
  • 糖尿病の一部の状態
  • 採血時の赤血球の壊れ(偽性高カリウム血症)

採血時の影響で一時的に高く見えることもあるため、再検査が必要になることがあります。

【図1:カリウムが高くなる主な原因】


どんな症状が出る?

軽度では症状がないこともあります。

高度になると

  • 手足の力が入りにくい
  • しびれ
  • 動悸
  • 不整脈

などが起こることがあります。


健診でカリウム高値と言われたら

まずは再検査を行い、本当に高いかどうかを確認します。

必要に応じて

  • 腎機能(クレアチニン・eGFR)
  • 心電図
  • 内服薬の確認
  • 血糖値

などを評価します。

【図2:カリウムが高いと言われたら】


こんな方は早めに受診しましょう

  • カリウム高値が繰り返し続く
  • 腎臓病がある
  • 動悸がある
  • 手足に力が入りにくい
  • 高血圧の薬を飲んでいる

まとめ

✅ カリウムは心臓や筋肉に重要なミネラル

✅ 腎臓病や薬の影響で高くなることがある

✅ 採血時の影響で高く見えることもある

✅ 本当に高い場合は放置しない


当院からのメッセージ

カリウム高値は、再検査で正常と分かることも少なくありません。

しかし、本当に高い場合には適切な対応が必要です。

健診で異常を指摘された際は、お気軽にご相談ください。


院長のワンポイントアドバイス

健診で「カリウムが少し高い」と言われても、すぐに重い病気とは限りません。

まずは再検査で確認し、腎機能や内服薬などを総合的に評価することが大切です。


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