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第1584回:院長ブログ:LDHが高いと言われたら? ~体のどこかで異常が起きているサインかもしれません~

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第1584回:院長ブログ:LDHが高いと言われたら? ~体のどこかで異常が起きているサインかもしれません~

この記事でわかること

✅ LDHとは何か

✅ LDHが高くなる原因

✅ 追加検査が必要な理由

✅ 受診の目安


LDHとは?

LDH(乳酸脱水素酵素)は、全身のさまざまな細胞に含まれている酵素です。

細胞が傷つくと血液中へ放出されるため、LDHが高いということは、体のどこかで細胞が障害を受けている可能性を示します。

ただし、LDHだけでは原因や場所を特定することはできません。


LDHが高くなる主な原因

代表的な原因には

肝臓・筋肉などの病気

  • 肝炎
  • 筋肉の障害
  • 心臓の病気

その他

  • 溶血(赤血球が壊れる状態)
  • 一部の血液の病気
  • 一部の悪性腫瘍
  • 採血時の溶血(検査への影響)

LDH単独では診断できず、他の検査結果と合わせて評価することが重要です。

【図1:LDHが高くなる主な原因】


症状はあるの?

LDH自体が高くても症状はありません。

症状がある場合は、LDHを上昇させている原因となる病気によるものです。

例えば

  • 発熱
  • 強いだるさ
  • 筋肉痛
  • 黄疸
  • 胸痛

などがみられることがあります。


健診でLDH高値と言われたら

まずは再検査を行い、必要に応じて

  • AST・ALT
  • CK
  • ビリルビン
  • 血算
  • 腎機能

などを確認します。

症状に応じて追加検査を行います。

【図2:LDHが高いと言われたら】


こんな方はご相談ください

  • LDH高値が続く
  • 発熱や強いだるさがある
  • 黄疸がある
  • 胸痛や筋肉痛がある
  • 健診で初めて異常を指摘された

まとめ

✅ LDHは全身の細胞に含まれる酵素

✅ 高値は細胞障害のサインとなる

✅ LDHだけでは原因は分からない

✅ 他の血液検査と合わせて評価することが重要


当院からのメッセージ

LDH高値は、さまざまな病気や体の変化でみられる検査異常です。

健診で指摘された場合は、原因を確認するために一度ご相談ください。


院長のワンポイントアドバイス

LDHは「どこが悪いか」を示す検査ではなく、「どこかで細胞障害が起きている可能性」を示す検査です。

単独では判断せず、他の検査結果や症状と合わせて評価することが大切です。


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