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第1583回:院長ブログ:ビリルビンが高いと言われたら? ~黄疸だけではない、肝臓や胆道の異常を知る検査です~

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第1583回:院長ブログ:ビリルビンが高いと言われたら? ~黄疸だけではない、肝臓や胆道の異常を知る検査です~

この記事でわかること

✅ ビリルビンとは何か

✅ ビリルビンが高くなる原因

✅ Gilbert症候群とは

✅ 受診が必要なケース


ビリルビンとは?

ビリルビンは、古くなった赤血球が分解されるときにできる黄色い色素です。

通常は肝臓で処理され、胆汁として腸へ排出されます。

そのため、肝臓や胆道の異常があると血液中のビリルビンが高くなることがあります。


ビリルビンが高くなる主な原因

代表的な原因には

肝臓・胆道の病気

  • 肝炎
  • 肝硬変
  • 胆石
  • 胆管の病気

その他

  • Gilbert症候群(体質)
  • 溶血(赤血球が壊れやすい状態)
  • 一部の薬剤

健診で軽度高値の場合は、Gilbert症候群によることも少なくありません。

【図1:ビリルビンが高くなる主な原因】


Gilbert症候群とは?

Gilbert(ジルベール)症候群は、

生まれつきビリルビンを処理する力がやや弱い体質です。

疲労や空腹、ストレスなどで一時的にビリルビンが高くなることがありますが、多くの場合は治療を必要としません。


健診でビリルビン高値と言われたら

まずは

  • AST
  • ALT
  • γ-GTP
  • ALP

など肝機能検査も合わせて確認します。

必要に応じて

  • 腹部超音波検査
  • 血液検査
  • 溶血の評価

などを行います。

【図2:ビリルビンが高いと言われたら】


こんな方はご相談ください

  • ビリルビン高値が続く
  • 皮膚や白目が黄色い
  • 尿の色が濃い
  • 強い倦怠感がある
  • 腹痛や発熱を伴う

まとめ

✅ ビリルビンは赤血球が分解されてできる色素

✅ 肝臓や胆道の病気で高くなることがある

✅ Gilbert症候群という体質でも高くなることがある

✅ 他の肝機能検査と合わせて評価することが大切


当院からのメッセージ

ビリルビン高値は体質による場合もありますが、肝臓や胆道の病気が隠れていることもあります。

健診で異常を指摘された場合は、自己判断せず一度ご相談ください。


院長のワンポイントアドバイス

ビリルビンは「直接ビリルビン」と「間接ビリルビン」に分けて評価することが重要です。

体質によるものか、肝臓・胆道の病気なのかを見極める手がかりになります。


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