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第1590回:院長ブログ:シスタチンCが高いと言われたら? ~クレアチニンだけでは分からない腎機能を調べる検査です~

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第1590回:院長ブログ:シスタチンCが高いと言われたら? ~クレアチニンだけでは分からない腎機能を調べる検査です~

この記事でわかること

✅ シスタチンCとは

✅ クレアチニンとの違い

✅ 高くなる原因

✅ 生活で気をつけること


シスタチンCとは?

シスタチンCは、全身のほぼすべての細胞で一定量作られるたんぱく質です。

腎臓でろ過されるため、腎機能が低下すると血液中の値が高くなります。

筋肉量の影響を受けにくいことから、

高齢者や筋肉量が少ない方では、クレアチニンより正確に腎機能を評価できる場合があります。


クレアチニンとの違い

クレアチニンは筋肉から作られるため、

  • 筋肉量が多い人では高くなりやすい
  • 高齢者ややせている方では低く出やすい

という特徴があります。

一方、シスタチンCは筋肉量の影響をほとんど受けないため、

早期の腎機能低下を見つけるのに役立つ検査です。

【図1:シスタチンCとクレアチニンの違い】


シスタチンCが高くなる主な原因

最も多い原因は

**慢性腎臓病(CKD)**です。

そのほか、

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 加齢
  • 一部の腎疾患

などでも高くなることがあります。


健診で高値と言われたら

必要に応じて

  • eGFR(シスタチンC)
  • クレアチニン
  • 尿たんぱく
  • 尿アルブミン
  • 腎エコー

などを組み合わせて評価します。

【図2:シスタチンCが高いと言われたら】


腎臓を守るためにできること

  • 血圧を適切に管理する
  • 血糖値をコントロールする
  • 塩分を控える
  • 禁煙する
  • 適度な運動を続ける
  • 定期的に腎機能を確認する

こんな方はご相談ください

  • シスタチンCが高いと言われた
  • eGFRが低い
  • 糖尿病や高血圧がある
  • 尿たんぱくを指摘された
  • 腎臓病が心配

まとめ

✅ シスタチンCは腎機能を調べる重要な検査

✅ 筋肉量の影響を受けにくい

✅ 高齢者では特に有用

✅ クレアチニンや尿検査と組み合わせて評価する


当院からのメッセージ

シスタチンCは、クレアチニンだけでは分かりにくい腎機能の低下を見つけるのに役立つ検査です。

異常を指摘された場合は、他の検査結果も合わせて総合的に評価し、必要に応じて生活習慣の改善や治療につなげることが大切です。


院長のワンポイントアドバイス

「クレアチニンが正常だから腎臓も大丈夫」とは限りません。

特に高齢者や筋肉量が少ない方では、シスタチンCを用いることで腎機能をより正確に評価できる場合があります。


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