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第1570回:院長ブログ:血沈(赤沈)とは? ~CRPとの違いをわかりやすく解説~

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第1570回:院長ブログ:血沈(赤沈)とは? ~CRPとの違いをわかりやすく解説~

この記事でわかること

✅ 血沈(赤沈)とは何か

✅ CRPとの違い

✅ 血沈が高くなる原因

✅ どんなときに追加検査が必要か


血沈(赤沈)とは?

血沈(赤血球沈降速度:ESR)は、

試験管の中で赤血球がどれくらいの速さで沈むかを測定する検査です。

体のどこかに炎症があると、赤血球が沈みやすくなり、血沈が高くなることがあります。


CRPとの違い

どちらも炎症を調べる検査ですが、役割は少し異なります。

CRP

  • 炎症が起こると比較的早く上昇する
  • 病状の変化を反映しやすい

血沈(ESR)

  • ゆっくり変化する
  • 慢性的な炎症の評価にも役立つ

そのため、両方を組み合わせて判断することがあります。

【図1:CRPと血沈の違い】


血沈が高くなる主な原因

血沈は、

  • 感染症
  • 関節リウマチなどの膠原病
  • 慢性炎症
  • 一部の悪性腫瘍
  • 貧血

などで高くなることがあります。

一方で、年齢や妊娠などの影響を受けることもあります。


健診で血沈が高いと言われたら

血沈だけで病気を診断することはできません。

CRPや白血球数、症状、画像検査などを組み合わせて原因を調べます。

【図2:血沈が高いと言われたら】


こんな方はご相談ください

  • 健診で血沈が高いと言われた
  • 原因不明の発熱が続く
  • 関節の痛みや腫れがある
  • 体重減少がある
  • CRPも高い

まとめ

✅ 血沈は炎症をみる検査の一つ

✅ CRPとは役割が異なる

✅ 慢性的な炎症の評価にも役立つ

✅ 血沈だけで病気は診断できない


当院からのメッセージ

血沈が高いと言われても、すぐに重大な病気とは限りません。

一方で、詳しい検査が必要な病気が隠れていることもあります。

健診結果をお持ちいただければ、症状や他の検査結果と合わせて総合的に評価いたします。


院長のワンポイントアドバイス

CRPと血沈は「どちらが優れている検査」ではなく、役割の異なる検査です。

両方の結果を合わせて見ることで、より正確な診断につながります。


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